超臨界ガスによる茶の香気成分の抽出(370)
超臨界ガスによる茶の香気成分の抽出(370)
課題番号 | 1992001815 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) | ||
研究期間 | 延H01〜H05 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 流通・加工技術の開発 | ||
大課題 | 茶の新製品及び有用成分利用法の開発 | ||
中課題 | 茶の有用成分の新用途開発 | ||
小課題 | 超臨界ガスによる茶の香気成分の抽出(370) | ||
摘要 | 炭酸ガスを溶媒とした超臨界抽出法を用いて、茶の香気成分の抽出条件を検討した。抽出温度60℃、流量0.8kg/hrの条件下で、抽出圧力(120〜240気圧)と抽出時間(2〜16hr)を組み合わせて抽出した。抽出前後の官能検査の結果、抽出圧力、抽出時間を増すほど、茶の香気は低下した。しかし、香気成分のGC分析の結果からは、官能検査の結果ほどの差は認められなかった。全香気成分は、4時間まで大きな減少はなく、16時間で20〜40%に減少した。また、圧力の影響はほとんど認められず、更に抽出条件の検討が必要と考えられた。本課題は2年間延長し、引き続き抽出条件の検討を進めるとともに、香気成分の回収方法について検討する。 | ||
研究分担 | 茶利用加工・製品開発研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033082 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |