カキ・アカガイなどの好適形質の遺伝変異(1)
カキ・アカガイなどの好適形質の遺伝変異(1)
課題番号 | 1992005580 | ||
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研究機関名 | 養殖研究所(養殖研) | ||
研究期間 | 継S59〜H05 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 優良品種の育成と遺伝資源の保存 | ||
大課題 | 優良品種の育成 | ||
中課題 | 遺伝形質の解析 | ||
小課題 | カキ・アカガイなどの好適形質の遺伝変異(1) | ||
摘要 | 黒真珠養殖母貝クロチョウガイ人工採苗集団の遺伝的変異を天然生息集団(鹿児島県産)と比較するため、電気泳動で検出される18の遺伝子座を調査した。多型を示した11の遺伝子座の45個の対立遺伝子座のうち3個の遺伝子が人工採苗集団で消滅しており、4個の遺伝子の頻度が天然生息集団と有意に異なっていた。異型接合体の割合は天然集団(0.237)より人工採苗集団(0.269)の方が高かったが、これは親貝の数が約50個体と比較的多かったことと関係していると思われ、近親交配の観点から、人工採苗に用いる親の数を考える際の指針となると思われる。両集団の遺伝的距離は0.021で、地方品種レベルであると思われた。引続き第2代以降の集団について調査する。 | ||
研究分担 | 遺伝育種・遺伝研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033305 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |