魚類のミトコンドリアDNAにおける多型検出プローブの作成(88)

魚類のミトコンドリアDNAにおける多型検出プローブの作成(88)

課題番号1992005660
研究機関名養殖研究所(養殖研)
研究期間完H01〜H03
年度1992
研究問題先端技術の導入による新しい増養殖手法の開発
大課題遺伝子操作
中課題遺伝子のクローニング
小課題魚類のミトコンドリアDNAにおける多型検出プローブの作成(88)
摘要本研究はPCR法の有効性の検討に基づいてミトコンドリア(mt)DNAの非放射性プローブを作成し、魚類の遺伝系統の解明に資する。元年度はニジマス肝臓から閉環状mtDNAを精製してクローニングし、制限酵素地図を作成した。2年度はmtDNAの多型の検出のためアルビノ・ニジマスでの塩基配列を決定してPCR用プライマーを作成し、2系統のニジマスと、アマゴおよびサクラマスより粗抽出したmtDNAでPCR反応を調べて種内および種間で塩基配列の多型を見いだし、PCR法の有効性を確認した。3年度はニジマスPCRプライマーの使用可能魚種を広げるため、コドンの縮重を考慮した混合プライマーを作成し、サケ・マス類以外に10魚種でPCR産物を得た。次にPCRダイレクトシーケンシングによりサクラマスで944塩基の配列を得、塩基置換のデータを基に他のサケ・マス類との遺伝的距離を求め、サクラマス、ニジマス、ギンザケ、ベニザケの遺伝系統が互いに進化的にほぼ等距離であること等を明らかにした。今後は別の領域のPCRプライマーを作成し、DNAプローブとしてのより効果的な利用を図ることが必要である。
研究分担栄養代謝・代謝研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033385
収録データベース研究課題データベース

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