潮汐ダムによる閉鎖性湾内漁場の水質改良
潮汐ダムによる閉鎖性湾内漁場の水質改良
課題番号 | 1992005688 | ||
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研究機関名 | 水産工学研究所(水工研) | ||
研究期間 | 新H04〜H06 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 増養殖場・漁場の造成及び保全技術の開発 | ||
大課題 | 増養殖・漁場の造成技術の開発 | ||
中課題 | 海洋エネルギーの有効利用技術の開発・改良 | ||
小課題 | 潮汐ダムによる閉鎖性湾内漁場の水質改良 | ||
摘要 | 水深が相対的に深くかつ閉鎖性の湾では、底層水の交換が少なく、夏場には境界層が発達して、底層水が貧酸素化する。この環境を改善するには湾奥底層への外海水の導入が有効であり、その工法の1つとして潮汐ダムが有望であると推定されている。潮汐ダムとは、湾の1部を仕切ってダム(貯水池)とし、潮位差を利用して底層の無酸素状態を改善しようというもので、底層水曝気方式、表層水送入方式等4つの方式が現在提案されている。4年度は、各方式の得失を水槽模型実験により比較検討する。それ以降はDOの数値模型実験を実施し、潮汐ダムの効果の定量化を行う。これにより湾奥まで海水交換が促進され、養殖場の湾奥への拡大、鉛直的拡大が図られる。 | ||
研究分担 | 水産土木・開発シス研漁水理研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033482 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |