生物分解網に関する緊急研究(33)
生物分解網に関する緊急研究(33)
課題番号 | 1992005706 | ||
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研究機関名 | 水産工学研究所(水工研) | ||
研究期間 | 単H03〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 効率・計画的漁労技術の開発 | ||
大課題 | 漁具及び漁業用機器の改良・開発 | ||
中課題 | 漁具材料の適正使用と新素材の導入 | ||
小課題 | 生物分解網に関する緊急研究(33) | ||
摘要 | 現在、合成繊維漁網類の産業廃棄物としての処理問題、ゴ−ストフィッシングによる海洋生物へおよぼす影響などが憂慮されている。そこで、漁網への新素材導入を積極的に図るため、新たに開発されたバクテリアによって完全分解されるポリエステルの一種、生分解性プラスチック(ICI社、バイオポ−ル)を用いて目合115mmの通常の流し網と漁具仕様を同じにした流し網(生分解性網)を試作し、通常の流し網と連結し操業試験を行った。その結果、操業毎の反当り漁獲尾数は、生分解性網が上回っている場合が多く、漁獲性能からみて生分解性プラスチックはアカイカ流し網に応用できることが確認された。 | ||
研究分担 | 漁業生産・漁具研(部長) | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033500 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |