船体付加物の設計法の開発(58)
船体付加物の設計法の開発(58)
課題番号 | 1992005725 | ||
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研究機関名 | 水産工学研究所(水工研) | ||
研究期間 | 継H03〜H05 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 高採算性漁船の研究開発 | ||
大課題 | 省エネルギー漁船の開発 | ||
中課題 | 排水量型省エネ船の船型開発 | ||
小課題 | 船体付加物の設計法の開発(58) | ||
摘要 | 315GT型漁業調査船の長さ2.1メートルの模型船を使用して,静水中抵抗・自航試験,伴流計測並びに流線観測を実施し,船体付加物の抵抗特性に及ぼす影響及び省エネ化対策について検討した。本船については,これまでの研究成果を踏まえ魚探のセンサなどの船底付加物を流線型形状の船型枠に格納する方式を採用し,それらが抵抗特性に及ぼす影響が少ないことを確認した。また,模型試験結果ではプロペラ面に流れ込む流場に異常が見られ方向安定性が危惧されたことから,船体後半部の船型を改良し再試験を実施した。その結果,改良船型は初期の船型に比べ伴流特性などが改善され,方向安定性についてもほぼ問題がないことが判った。なお,これらの試験結果から,設計ポイントを絞り込むことにより更に省エネ船型への改良の余地があることも判った。 | ||
研究分担 | 漁船工学・船構造研船性能研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033519 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |