魚探周波雑音の測定方法と影響除去方法の開発
魚探周波雑音の測定方法と影響除去方法の開発
課題番号 | 1992005772 | ||
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研究機関名 | 水産工学研究所(水工研) | ||
研究期間 | 新H04〜H08 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 水産資源,海洋調査及び漁業用計測器の開発・改良 | ||
大課題 | 資源調査用音響機器の開発 | ||
中課題 | 音響資源調査方法 | ||
小課題 | 魚探周波雑音の測定方法と影響除去方法の開発 | ||
摘要 | 計量魚群探知機を用いた資源量調査において、魚探周波雑音は有効な測定レンジを短くするとともに,体積散乱強度(以下SV)などの音響推定値に正の誤差をもたらす。調査の精度向上のためには,雑音レベルを精確に見積もり、その影響を除去することが必要である。そこで魚探周波雑音の実用的な測定方法と雑音の影響除去手法の開発を目的として,本研究を行う。4年度は雑音の測定法について、エコー積分器出力で測定する方法を検討する。エコー積分器で測定すれば、調査目的である魚群のSVと同一の次元で雑音が測定ができ、比較に便利であるとともに、雑音の平均パワーの測定を行っており、測定時に曖昧さが入らないという利点が考えられる。過去の経験から、魚探周波雑音レベルは送受波器の装備方法(船底、曳航等)や、調査船の推進方式(プロペラの固定ピッチ、可変ピッチ等)、海況等の組みあわせにより大きく変動する。5年度以降、実測例を増やし、その支配要因を明確にして、雑音の影響を軽減するための実用的な指針を作成する。 | ||
研究分担 | 漁船工学・音響研海洋測研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033566 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |