汚染物質の内湾生物に対する影響に関する調査研究(75)

汚染物質の内湾生物に対する影響に関する調査研究(75)

課題番号1992005186
研究機関名中央水産研究所(中央水研)
研究期間継H03〜H05
年度1992
研究問題水域汚染の水産生物に及ぼす影響の解明
大課題汚染物質の海洋における挙動と海産生物に与える影響の解明
中課題汚染物質が海産生物に及ぼす影響の解明
小課題汚染物質の内湾生物に対する影響に関する調査研究(75)
摘要有機スズ化合物の主要な発生源であるプレジャーボートが繋留されている小網代湾および諸磯湾でアマモ場周辺の生物採集を行い,アマモ,デトリタス,動物プランクトン,ベントスの多毛類優占種とイシガニ,および魚類22種を選び有機スズ化合物の分析を行った。これら試料中のトリブチルスズ(TBT)濃度は10−370ppbで環境海水中のTBT濃度の数百から数千倍高かったが,食物連鎖を通して蓄積量が増加する傾向は見られなかった。一方,分解産物モノブチルスズの蓄積状況からアマモやデトリタス中の微生物によるTBTの分解が盛んであることが示唆された。フェニルスズ化合物の蓄積量は,ブチルスズ化合物のそれと比べ総体としてかなり低く,本調査水域における汚染は軽微なものに止まっていると考えられたが,ブチルスズ化合物よりも食物連鎖の関与が大きい可能性がみとめられた。
研究分担環境保全・検定研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033646
収録データベース研究課題データベース

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