水産物中の成分のコレステロール調節能(112)
水産物中の成分のコレステロール調節能(112)
課題番号 | 1992005230 | ||
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研究機関名 | 中央水産研究所(中央水研) | ||
研究期間 | 完H01〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 水産物の原料特性の解明 | ||
大課題 | 水産物由来の生物活性物質の特性解明 | ||
中課題 | 生物活性物質の検索と応用 | ||
小課題 | 水産物中の成分のコレステロール調節能(112) | ||
摘要 | 本課題は,魚の筋肉タンパク質の血中コレステロール濃度調節能を明らかにすることを目的とした。3年度は,飼育実験法を次の点について改良した。(1)飼料中のタンパク態窒素含量を28.5g/Kg・dietに統一した。(2)飼料中の亜鉛欠乏による成長障害を防ぐため,濃度を25ppmに統一した。(3)給餌量を体重の12%とし,給餌時間を18時から10時迄に固定した。(4)明状態(6時〜18時)と暗状態(18時〜6時)の時間を一定に調節した。この新しい飼育,実験法を用い,イワシのタンパク質に相当するアミノ酸配合飼料の給餌がコレステロール調節能におよぼす影響を調べたところ,イワシタンパク質と同様な調節能は認められなかった。このことから,コレステロール調節機能発現には,何らかのアミノ酸配列構造を有するペプチドが必要であることが明らかとなった。 | ||
研究分担 | 生物機能・分子研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033690 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |