魚介類のグルタチオンの分布と濃度(121)
魚介類のグルタチオンの分布と濃度(121)
課題番号 | 1992005240 | ||
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研究機関名 | 中央水産研究所(中央水研) | ||
研究期間 | 完H01〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 水産物の高度利用技術の開発 | ||
大課題 | 低・未利用資源の利用技術の開発 | ||
中課題 | 低・未利用水産物並びに加工廃棄物利用技術の改良と開発 | ||
小課題 | 魚介類のグルタチオンの分布と濃度(121) | ||
摘要 | 最近注目を集めている生理活性物質であるグルタチオン(GSH)の有効利用を図るため、その体内分布と濃度を赤身魚・白身魚,天然魚・養殖魚,表層魚・深海魚,巻き貝・二枚貝等20種以上の水産生物を用いて検討した。濃度の極めて低い底棲のホンアンコウを除いて,供試した魚介類には0.2〜2μモル/g組織のGSHが存在し,種により一定の範囲内の値を示したが,同一種内では栄養状態の良好なものの方が高い濃度を示した。組織別のGSH分布としては,大多数の種において肝臓から最も高い濃度が検出されたが,タラやシロダラなどの白身魚および巻貝の筋肉などの可食部は,肝臓と同程度またはそれ以上のGSH濃度を示した。 | ||
研究分担 | 生物機能・生特研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033700 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |