純漁村型漁業経営プログラムの開発(146)
純漁村型漁業経営プログラムの開発(146)
課題番号 | 1992005260 | ||
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研究機関名 | 中央水産研究所(中央水研) | ||
研究期間 | 完H01〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 漁業・養殖業の生産構造の特質とその再生産過程の解明 | ||
大課題 | 漁業地域の経済総合管理手法の開発 | ||
中課題 | 漁業地域における総合的漁業経営システムの開発 | ||
小課題 | 純漁村型漁業経営プログラムの開発(146) | ||
摘要 | 純漁村での複合的戦略による漁業経営の確立を目指して、平成元年度には静岡県浜名郡舞阪町の浜名漁業協同組合を対象として、リゾート用商品としてしらす、あさり等の漁獲物を販売することによる所得の向上について研究し、現在の収入の2〜3割の増加を実現させる可能性が示唆された。平成2年度には福島県大熊町を対象として、ひらめ養殖を核とした地域活性化を行うため、10億円程度の生産能力をもったひらめ陸上養殖を事業化すること等を提案した。平成3年度には近年、純漁村地域の透明度の高い海を活用してダイビングスポットを経営する漁協等が増加していることから西伊豆地域の調査を行った結果、■漁協はダイビングスポット利用料の収入によって収支を改善させていること、■漁業者はダイビング案内の収入によって漁家経営を改善していること、■民宿を行っている漁業者にとってはダイバーの宿泊により、宿泊客の増大と周年化がもたらされていることなどがわかった。 | ||
研究分担 | 経営経済・経営研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033720 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |