麦わらマルチ下における水移動特性の解明(104)
麦わらマルチ下における水移動特性の解明(104)
課題番号 | 1992002899 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 四国農業試験場(四国農試) | ||
他機関 | 草地試 | ||
研究期間 | 完H01〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 温暖・傾斜農業地域における総合生産力向上技術の確立 | ||
大課題 | 農地土壌の管理及び施肥技術の開発 | ||
中課題 | 農地土壌の管理技術の開発 | ||
小課題 | 麦わらマルチ下における水移動特性の解明(104) | ||
摘要 | 麦跡大豆作では麦わらマルチが奨励されているが、麦わらマルチ施用下での水の移動特性は十分明らかにされていないので、この点を検討対象とした。ポット試験で麦わらマルチ量を3段階、土壌水分を2段階に設定して土面蒸発量を測定した結果、マルチ無施用に対する指数はマルチ少量(300kg/10a)では少水分土壌63〜87、多水分土壌60〜65であり、またマルチ多量(600kg/10a)では、それぞれ29〜55、30〜58に抑制された。圃場試験では、麦わらマルチ施用によって、作土(12cmまで)では地下水位が高い湿潤土ほど土壌水分が高まったが、全面破砕処理、浅耕処理での違いは概して小さかった。また耕盤層以下の下層土の土壌水分は、全面破砕処理、浅耕処理のいずれも、麦わらマルチ施用の有無による違いは極めて小さかった。大豆の生育や収量に対する麦わらマルチの影響は明確ではなかった。 | ||
研究分担 | 生産環境・土壌管理研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033827 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |