牛肉品質管理のための屠殺・枝肉保存技術の開発(15)
課題番号 | 1992002262 |
研究機関名 | 東北農業試験場(東北農試) |
他機関 | 企画・研究情報科 |
研究期間 | 継H03〜H06 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 東北地域農業の発展方式の確立 |
大課題 | 地域農畜産物の流通利用技術の開発と市場対応方式の解明 |
中課題 | 農畜産物の品質評価・品質保持・加工技術の開発 |
小課題 | 牛肉品質管理のための屠殺・枝肉保存技術の開発(15) |
摘要 | 筋肉中のアデノシン3燐酸の代謝状態を表すための式(Ka値)を定義し、屠殺時の筋肉の痙攣の程度を調べた。子牛9頭を用い、3頭は麻酔処置により筋肉に負荷のかからない方法で屠殺し(A区)、残り6頭は屠殺時に延髄・脊髄破壊を行う慣行法で屠殺した3頭(P区)、および破壊処置を行わなかった3頭(N区)に分けて各筋肉のpHおよびKa値を測定した。屠殺方法の差異は大腰筋(ヒレ肉)で認められ、pH値は、A区がN区およびP区よりも有意に高いだけであったが、Ka値では、P区がN区よりも有意に高く、延髄・脊髄破壊が大腰筋の痙攣を激しくすることが明かとなった。4年度は屠殺時の痙攣を促進する要因についてさらに検討を加える。 |
研究分担 | 畜産・栄養生理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033936 |
収録データベース | 研究課題データベース |