小麦粉の物理性に関する簡易選抜システムの開発(140)
課題番号 | 1992002386 |
研究機関名 | 東北農業試験場(東北農試) |
他機関 | 作物開発・品質評価研 |
研究期間 | 継H02〜H06 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 寒冷地の畑作地帯における総合生産力向上技術の確立 |
大課題 | 畑作物品種の育種法の確立 |
中課題 | 品質・成分育種法の開発 |
小課題 | 小麦粉の物理性に関する簡易選抜システムの開発(140) |
摘要 | 粉特性と用途別適性との関係を明らかにし、小麦粉の物理性をベースにした簡易な選抜システムを開発する。3年は、粉のブラベンダー特性の異なる品種の混合挽砕及び同一品種で粒外観品質の異なる粒の製粉性や化学特性成分などを調査した。2品種の混合挽砕による製粉歩留の実測値と期待値は組み合わされる品種によって異なった。外国産小麦2銘柄とキタカミコムギの3種の混合割合を変えて挽砕した場合には1.4〜2.9%低下した。灰分含量、粗蛋白含量、燐酸含量、FN,SV、粉色相は期待値と実測値とが一致した。硝子質粒は粉状粒に比べ、大粒は中粒に比べ千粒重、灰分含量、燐酸含量、製粉歩留は高かった。粒揃いの良否と品質との間には明瞭な関係は認められなかった。 |
研究分担 | 作物開発・麦育種研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030034060 |
収録データベース | 研究課題データベース |