高感度分析技術開発によるホルモン結合蛋白質の構造と機能解明に関する研究(147)
課題番号 | 1993000434 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
他機関 | アプロサイエンス;環境研;大阪大;筑波大;東京大【中嶋信美;綱沢進;佐藤忍;西沢直子;洪;英満】 |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 遺伝子・細胞操作等による新農業生物資源作出技術の開発 |
大課題 | 新育種素材作出のための組換えDNA技術の開発 |
中課題 | 遺伝子及び機能タンパク質の高次構造の解明 |
小課題 | 高感度分析技術開発によるホルモン結合蛋白質の構造と機能解明に関する研究(147) |
摘要 | 植物に存在するインスリン結合蛋白質は、チロシンキナーゼ活性があり、細胞壁近傍に局在することがわかった。この蛋白質は特定ペプチドからの情報のレセプターとして機能している可能性が高い。一方、アフィニティークロマトグラフィーによって、このインスリン結合蛋白質に結合する植物由来のポリペプチドを精製することができた。そこで、このペプチドのN末端アミノ酸配列を決定し、アミノ酸配列に基づいてこのペプチドをコードする遺伝子をクローニングするためのオリゴヌクレオチドを合成した。さらに、植物ホルモンジベレリン結合蛋白質の同定およびそのN末端および内部アミノ酸配列の決定も行った。この蛋白質は、プロテインキナーゼがCによりリン酸化されることから、ホルモン情報伝達に関与しているとみられる。 |
研究分担 | 分子育種・生育遺子研適応遺子研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030034351 |
収録データベース | 研究課題データベース |