アラビドプシスのカルシウム依存性プロテインキナーゼ
課題番号 | 1993000443 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
研究期間 | 新H04〜H06 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 遺伝子・細胞操作等による新農業生物資源作出技術の開発 |
大課題 | 新育種素材作出のための組換えDNA技術の開発 |
中課題 | 遺伝情報発現における調節遺伝子の構造と調節機構の解明 |
小課題 | アラビドプシスのカルシウム依存性プロテインキナーゼ |
摘要 | フィトクロムは現在最もよく解明されている光受容体であり、CabやrbcS遺伝子の光誘導に関与していることは早くから明らかにされていたが、その間の情報伝達のしくみについてはまだ充分にわかっていない。そこでこの情報伝達に関わるプロテインキナーゼの候補としてカルシウム依存性プロテインキナーゼ(CDPK)のクローニングと解析を行った。クローニングしてきたcDNAの塩基配列から推定されるCDPKは490のアミノ酸残基から成る推定分子量約55kDのタンパク質で、N末側半分がkinase domain、C末側半分がCa2+−binding domainというCDPKに特徴的な構造が認められた。このcDNAをT7プロモーターの下流につなぎ大腸菌で発現させたところ、CDPKと思われる55kDのタンパク質が誘導され、また強いkinase活性が認められた。 |
研究分担 | 分子育種・遺子発現研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030034360 |
収録データベース | 研究課題データベース |