イネ紋枯病に対する薬剤の作用機作の解明(48)
イネ紋枯病に対する薬剤の作用機作の解明(48)
課題番号 | 1993002652 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) | ||
研究期間 | 完H02〜H04 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 近畿・中国地域における農業環境の保全・管理方式の確立 | ||
大課題 | 病害の地域的特性の解明と総合防除技術の確立 | ||
中課題 | 病害に対する化学制御物質の合理的利用法の確立 | ||
小課題 | イネ紋枯病に対する薬剤の作用機作の解明(48) | ||
摘要 | 当地域において重要病害である紋枯病を防除するために、圃場周辺への汚染防止、省農薬、省力防除、環境保全型農業を推進する観点から、各種の新合成薬剤の実用化が要望されている。そこで、水田に1回湛水散布することにより極めて高い防除効果が認められており、今後実用化が予想される新規合成薬剤S−658粒剤の作用性を明らかにする目的で研究した。その結果、イネ体内における浸透性および病原菌に対する残効性を明らかにし、適用時期(散布適期)の幅も広いことが判った。さらに本剤は主として靜菌作用によって病原菌に作用することを明らかにした。本研究成果は、本剤の特性を踏まえた合理的な使用法を府県が防除指針に採録する場合の基礎知見として活用される。 | ||
研究分担 | 生産環境・発病機構研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030034548 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |