水稲の生長、発育過程の解明と生育制御技術の開発(84)
課題番号 | 1993002684 |
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) |
研究期間 | 継H01〜H06 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 近畿・中国地域における耕地の高度利用方式の確立 |
大課題 | 作物生産機能の解明と高位安定生産技術の開発 |
中課題 | 主要作物の生理生態特性の解明と生産機能向上技術の開発 |
小課題 | 水稲の生長、発育過程の解明と生育制御技術の開発(84) |
摘要 | 当地域の稲作における穂数不足傾向を打破するためには分げつパターンの制御技術を一層高度化する必要があるので、分げつ芽が形成される過程を発育解剖学的に解明すべく試験を継続してきた。その結果、主稈及びそれから分枝する一次分げつ芽における葉原基分化の経時的な相関の規則性を、発芽時から出穂直前までの期間にわたって、全面的に明らかにすることができた。また、高温が登熟に及ぼす影響の解明に関して、人工気象室を用いた昼間高温区と夜間高温区の比較試験を行った。その結果、玄米の粒重、幅、厚さが夜間の高温によって顕著に減少する事実、外観品質は昼間、夜間を問わず高温で低下する事実を明確にした。 |
研究分担 | 作物開発・栽培生理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030034580 |
収録データベース | 研究課題データベース |