北海道畑作地域における高度畑輪作営農システムの確立(11)
課題番号 | 1993001951 |
研究機関名 | 北海道農業試験場(北農試) |
他機関 | 帯広畜大 |
研究期間 | 継H04〜H06 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 北海道地域農業の発展方式の確立 |
大課題 | 地域農業と経営の発展方式の確立 |
中課題 | 農業の経営方式と管理運営方法の解明 |
小課題 | 北海道畑作地域における高度畑輪作営農システムの確立(11) |
摘要 | ルーズな形の輪作を取り入れた営農計画を策定するために、音更農協の中期総合計画のデータを基にして、ファジィ線形計画法の適用を試みた。その結果から、野菜作導入農家の所得は畑作4作物を中心とする農家に較べ格段に高く、野菜導入は高収益をもたらすとともに輪作条件も緩和する。また、主要4作物の4年輪作を最もタイトな輪作条件として徐々にその条件を緩める(あいまいにする)と、ばれいしょ、小麦が拡大し、所得も増加する。つまり、ファジィ線形計画法は、輪作条件や所得目標、時期別労働時間など確定値を得ることの難しい計画要素を、あいまいにしたまま計画策定のできる手法であることを明らかにした。 |
研究分担 | 農村計画・地域計画研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030034668 |
収録データベース | 研究課題データベース |