低温感受性期イネの花粉形成に関与するグルカナ−ゼの生理・生化学的研究

低温感受性期イネの花粉形成に関与するグルカナ−ゼの生理・生化学的研究

課題番号1993001976
研究機関名北海道農業試験場(北農試)
研究期間単H04〜H04
年度1993
研究問題寒地生物資源の低温生理生態の解明及び能力開発技術の確立
大課題寒地生物資源の低温生理生態に関する基礎的解明
中課題寒地における作物冷害・寒害発生機構の解明と耐冷性・耐寒性向上技術の開発
小課題低温感受性期イネの花粉形成に関与するグルカナ−ゼの生理・生化学的研究
摘要イネ花粉形成期初期(4分子期−小胞子初期)は低温に対する感受性が最も高く、この期間にイネが低温にさらされると花粉形成が阻害され結果として不稔となり障害型冷害が生じる。4分子期細胞を包むカロース膜を溶解する酵素(グルカナーゼ)の活性増大は低温感受性期と一致し、イネの低温障害への関与が指摘されているが、その生化学的性質に関する知見はまだない。今回は、精製が比較的容易であるイネ培養細胞(日本晴)の培地からグルカナーゼを部分精製して、その特性を明らかにした特性を以下に示す:至適pHは5.0、至適温度は60゜C、分子量は、45,000−67,000、等電点(pI)は、5.2−7.0、一部の酵素はコンカナバリンAに結合することからタンパク質、ラミナリンを基質とした場合の主要反応生成物はグルコースであるのでexo型酵素。今回得られたグルカナーゼの性質、精製方法などに関する知見は、花粉形成期初期における本酵素活性発現を制御して障害型冷害発生を防止する技術を開発するための基礎データとなる。
研究分担地域基盤・冷害生理研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030034693
収録データベース研究課題データベース

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