寒地型作物による土壌肥沃度改善効果の解明と評価(145)

寒地型作物による土壌肥沃度改善効果の解明と評価(145)

課題番号1993002093
研究機関名北海道農業試験場(北農試)
研究期間継H03〜H12
年度1993
研究問題寒地畑作・園芸作農業における総合生産力向上技術の確立
大課題畑作物・園芸作物の低コスト、高品質、安定、多収化技術の確立
中課題生態系に適応した耕地管理技術の開発
小課題寒地型作物による土壌肥沃度改善効果の解明と評価(145)
摘要輪作条件では畑作物の生産は各種気象条件下で安定しているとされている。その理由を解明しようとして作物を同一の施肥条件で栽培し、それが後作とうもろこしの生育に及ぼす影響を検討している。2年間の試験の結果、前作の種類は後作とうもろこしの生育に大きく影響し、ひまわり、とうもろこし後では生育が優れ、てんさい、なたね、無作付後では著しく劣り、だいず、春小麦、ばれいしょの後ではその中間であることがわかった。生育の劣った区のとうもろこしは生育初期から燐酸欠乏症状を呈し、子実収量は生育初期の燐酸含有率と高く相関し、前作の影響は後作の燐酸吸収に影響する事によって現れたと判断された。しかし後作とうもろこしの生育は、前作物の燐酸吸収量の多寡や土壌有効態燐酸の水準とは関連が認められなかった。内生菌根菌(VAM)は作物の燐酸吸収に大きく影響するが、その後作とうもろこしの根への感染率は生育が優れた区でほど高くなっていて、前作の影響にはVAMが関与していることが示唆された。
研究分担畑作生産・気象反応研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030034810
収録データベース研究課題データベース

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