課題番号 | 1993002188 |
研究機関名 | 北海道農業試験場(北農試) |
研究期間 | 継H04〜H06 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 草地・飼料作を基盤とする寒地畜産における総合生産力向上技術の確立 |
大課題 | 地域賦存飼料を主体とした乳・肉用牛生産システムの確立 |
中課題 | 低・未利用資源の活用による肉用牛生産システムの確立 |
小課題 | 低・未利用資源の高度活用技術の開発(239) |
摘要 | アンモニア処理わらを唯一の粗飼料源として多給する飼料給与法を確立するため、第一胃内発酵および血液性状からアンモニア処理の飼料特性を検討した結果、原料わらの水分が15〜25%の範囲内で、アンモニア3%添加した処理わらは牛の発育・第一胃内発酵・血液性状に悪影響はなく、唯一の粗飼料源として使用出来ることを確かめた。また、水産加工残渣から調製したフィッシュサイレージ(FS)を肉用牛や子めん羊に給与して、成長・肉質等に及ぼす影響について検討した結果、水産加工残渣の原料の種類および蟻酸の倍量添加で調製したFSの場合も家畜の成長や健康等に異常はなく、美味な肉生産が出来た。ホタテ貝ウロから調製したFSの給与は肝臓中の重金属含量を増加したが、可食部の筋肉中の重金属含量は食品として問題はなかった。 |
研究分担 | 企連・総研3 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030034905 |
収録データベース | 研究課題データベース |