雑草木体内における除草剤等の濃度分析法の開発(212)
課題番号 | 1993004284 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 生産目標に対応した育林技術の開発 |
大課題 | 森林の生産機構の解明による更新・保育技術の向上 |
中課題 | 森林の再生機構の解明による天然更新技術の向上 |
小課題 | 雑草木体内における除草剤等の濃度分析法の開発(212) |
摘要 | 野外でテトラピオンを成分として含む3種の除草剤を処理した試験地から数種の樹種についてテトラピオン成分の残留量測定のためのサンプルを採取し、分析した。測定はGCを用いて行い、純品により求めた検量線をもとに内部標準法で定量計算を行った。その結果、ネザサでは残留量の違いはあったものの、全てのサンプルで残留が認められた。落葉広葉樹のウワミズザクラでは2つのサンプルで量は少ないものの残留が認められた。常緑広葉樹のヒサカキとイヌツゲのサンプルからは残留量が検出されなかった。従来、イネ科に選択性があるとされていたテトラピオンであるが、他の広葉樹においてもテトラピオン成分が吸収されている可能性が考えられた。 |
研究分担 | 企画調整生産技術・研究情報植生研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035261 |
収録データベース | 研究課題データベース |