ヒノキカワモグリガNPVの大量生産法の開発(288)
課題番号 | 1993004356 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 完H03〜H04 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 森林生物管理技術の高度化 |
大課題 | 森林動物管理技術の開発 |
中課題 | 天敵利用技術の開発 |
小課題 | ヒノキカワモグリガNPVの大量生産法の開発(288) |
摘要 | ヒノキカワモグリガの病原微生物の一つ、NPVを、大量生産するのに必要なヒノキカワモグリガの樹立細胞系を作出するために、胚子細胞の初代培養を行った。胚子切断片からは、血球状細胞と筋肉細胞を主体とする多数の細胞が遊出した。筋肉細胞は短期間で大部分が衰退したが、血球状細胞は一時的に減少はしたものの、比較的健全な状態で細胞が維持され、次第にその数が増加しており、細胞系が樹立される可能性がみられた。ウイルス増殖の代替宿主としてチャハマキにこのウイルスを接種したが、死亡虫からこのウイルスは検出できず、病原性はほとんどないと考えられた。 |
研究分担 | 森林生物・昆虫病理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035333 |
収録データベース | 研究課題データベース |