森林土壌水分特性の解明(333)

森林土壌水分特性の解明(333)

課題番号1993004398
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間継S60〜H05
年度1993
研究問題亜寒帯・針広混交林帯における森林の特性及び機能の解明と公益的機能利用技術の高度化
大課題天然林生態系の構造と動態の解明
中課題天然林構成樹種の立地特性の解明
小課題森林土壌水分特性の解明(333)
摘要褐色森林土壌上に成立したミズナラ、アサダ、カエデなどを主とする混交林ならびに18年生のトドマツ人工林において、それぞれ半径10mの範囲でAo(堆積腐植層)層除去処理を行い、それぞれの無処理区とにおいて深さ20cmまでの表層土壌の水分環境の変化を測定した。無処理区の各深さに於ける水分張力を旬平均でみれば、5月には20cm深以外では広葉樹林よりもトドマツ林で乾燥するのに対し、7月以降は広葉樹区でやや強く乾燥が進む傾向を認めた。Ao層内は過去2年間の結果と同様に夏期間は降水の有無に拘らず一貫して土壌断面内で相対的に湿潤な環境下にあった。Ao層除去にともない、両区ともほぼ全期間にわたり土壌水分張力の上昇が認められたが、その程度は全般に広葉樹区よりトドマツ区で大きかった。堆積腐植層はその材料の如何に拘らず鉱質土層の乾燥やそれに伴う保水量の減少を防ぐ機能を果たしており、その効果は広葉樹林よりトドマツ林でより大きいと推定された。
研究分担北海道・土壌研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035375
収録データベース研究課題データベース

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