課題番号 | 1993004404 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H03〜H08 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 亜寒帯・針広混交林帯における森林の特性及び機能の解明と公益的機能利用技術の高度化 |
大課題 | 森林の環境保全機能の解明とその維持・増進技術の改善 |
中課題 | 森林の土地保全機能の解明とその維持・増進技術の改善 |
小課題 | 山地小流域における水質の実態把握(339) |
摘要 | 土地利用の変化が森林流域からの土砂の流出にどのような影響を与えるか、その基礎資料を得るために、定山渓流域試験地で浮遊土砂の測定を実施している。採水には、一定の時間間隔で水位を測定し、流出初期から減水までの流量変化に応じた自動採水可能な自動採水システムを使用した。浮遊土砂濃度・量は最大流量の前にピークに達し、その後の増水過程で減少した。そのため、増水時に比較し、減水時の浮遊土砂濃度は明らかに低い。また、増水時には流量と浮遊土砂濃度との間には、必ずしも一定の関係がみられない。この濃度・量のピークが流量のピークに先行する傾向は、いずれの出水にも共通した。土砂受箱を渓岸斜面に設置したところ、雨滴侵食による斜面からの土砂供給が無視できないことが示唆された。 |
研究分担 | 北海道・防災研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035381 |
収録データベース | 研究課題データベース |