林木の寒害発生機構(428)
林木の寒害発生機構(428)
課題番号 | 1993004489 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継S60〜H06 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 多雪・寒冷地帯における森林維持・造成技術の高度化 | ||
大課題 | 雪・寒害発生地帯の森林造成技術の向上 | ||
中課題 | 寒害多発地帯における育林技術の改善 | ||
小課題 | 林木の寒害発生機構(428) | ||
摘要 | スギ寒害の発生機構を明らかにするため、恒温室を使用し、スギ鉢植え苗木の幹の一部を凍結し、風速条件を組合せ、スギ針葉の水分動態と被害発生との関連について検討した。無凍結苗木の場合、風をあてても、あてなくても針葉は一定の含水率(約140%)を維持し続けた。一部凍結した幹の上部の針葉含水率は147%だったものが、風をあてないものでは384時間後に75%、風をあてると70%に低下し、やや風による影響が見られた。致死含水率を80%とすると、幹を凍結し風をあてたもので288時間後に、風をあてない場合には336時間後に限界含水率になるものと思われた。#業績番号#: | ||
研究分担 | 東北・更新研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035466 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |