ブナ穿孔性害虫の生態の解明(446)
ブナ穿孔性害虫の生態の解明(446)
課題番号 | 1993004505 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継H01〜H05 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 多雪・寒冷地帯における森林維持・造成技術の高度化 | ||
大課題 | 多雪・寒冷地帯の保全的施業技術の体系化 | ||
中課題 | 病虫獣害の防除技術の確立 | ||
小課題 | ブナ穿孔性害虫の生態の解明(446) | ||
摘要 | これまでの研究結果で効率的な誘引器の設置高がある程度分かってきたので、その要領で穿孔性昆虫類の調査を行った結果、白色誘引器でブナ生立木加害のヨコヤマヒゲナガカミキリが捕獲されるなど各地でブナ帯各樹林の林相に対応して穿孔虫類が多数捕獲された。黒色誘引器に誘引剤としてキリ油を使用して22種、キリ油+エタノールで27種、マダラコール+エタノールでは25種のカミキリが捕獲された。工事用ブルーシートを用いた野外羽化トラップを作成し、早池峰山のブナ帯で6月下旬より試験をし37種、482頭のカミキリムシを捕獲した。ブナ林の発達している奥尻島ではブナを加害する侵入経路が異なると推定されるカミキリ類が分布していた。東北林木育種センター構内のクローン別ブナ見本林では約2割がカミキリムシの加害を受けていた。 | ||
研究分担 | 東北・昆虫研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035482 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |