温暖少雨地帯における林況変化が流出に及ぼす影響(503)
課題番号 | 1993004560 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継S60〜H09 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 風致林及び都市近郊林の育成・管理技術の高度化 |
大課題 | 都市近効林の防災的管理技術の向上 |
中課題 | 温暖少雨地帯における森林の水保全機能の評価手法の開発 |
小課題 | 温暖少雨地帯における林況変化が流出に及ぼす影響(503) |
摘要 | ヒノキ人工林において林冠上の微気象と土壌水分の連続測定データ(1991年6月〜12月)を用いて、土壌水分の減少が蒸発散に及ぼす影響を解析した。6〜7月は土壌水分不足が発生しなかったため、蒸発散量は可能蒸発散量に近似した。しかし、8〜9月にかけての少雨により土壌の乾燥が進み、蒸発散量は減少した。蒸発散の減少が顕著になる水分点はpF2.45付近であることがわかった。また、この水分点を越えて乾燥が進むと、蒸発散は指数的に減少する傾向が認められた。今後は、林況変化に伴う水質変化の実態解明を行うため、水質・水文計測装置が必要である。 |
研究分担 | 関西・防災研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035537 |
収録データベース | 研究課題データベース |