低位生産林地における針葉樹生産機構の解明(525)
課題番号 | 1993004582 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H01〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 関西地域における森林造成技術と経営管理方式の確立 |
大課題 | 畿陽アカマツ林帯における森林造成技術の確立 |
中課題 | 立地条件別育成管理技術の向上 |
小課題 | 低位生産林地における針葉樹生産機構の解明(525) |
摘要 | ヒノキの肥大成長の季節変化をデンドロメータによって調べた。その結果、直径成長は多くの個体で4月上旬〜中旬に始まり、5月上旬にピークに達した後、増減を繰り返して、8月から9月にかけて著しく減少するかあるいは一時止まり、9月〜10月にやや増加し、その後停止した。全体の傾向は斜面の上下であわり違わないが、8月〜9月に成長を停止する個体は斜面上部の方が下部より多かった。年間の成長量と成長期間との関係を調べたところ、成長量は成長期間がおおよそ100日までは小さく、それ以上ながくなると著しく増加し、両者は指数曲線で近似できた。次年度はヒノキの肥大成長の季節変化を継続調査し、樹冠量の季節変化との関係を調べる。樹冠量を非破壊的に継続して測定するためには樹冠・幹形解析装置が必要である。 |
研究分担 | 関西・造林研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035559 |
収録データベース | 研究課題データベース |