ヒノキ漏脂性病害の漏脂原因の解明及び被害地の環境解析(582)
課題番号 | 1993004632 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 完H02〜H04 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 豪雨急傾斜地域における森林施業技術の体系化 |
大課題 | 高度に人工林化した地域における林業経営技術の向上 |
中課題 | 温暖多雨地における病虫害防除技術の開発 |
小課題 | ヒノキ漏脂性病害の漏脂原因の解明及び被害地の環境解析(582) |
摘要 | ヒノキ漏脂性病害について7箇所の被害林で情報収集と現地調査を行うとともに、穿孔性害虫類の寄生の有無等の調査、被害材からの菌の分離試験を行った。その結果、樹脂流出木が全林分で確認され、樹脂流出原因はスギカミキリ、スギノアカネトラカミキリ、ヒノキカワモグリガの穿孔性害虫によるもの、ムササビ咬み痕によるもの、誤った枝打ちによるものがあった。また、上記以外に樹脂流出原因が不明なものがあった。傷害部からの菌の分離では、漏脂病の原因菌として問題になっているCryptosporiopsis、Cistella属菌が検出された。しかし、いくつかの林分の試料ではCryptosporiopsis、Cistella属菌が傷害部から分離できなかった。 |
研究分担 | 四国・保護研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035609 |
収録データベース | 研究課題データベース |