空中写真判読によるマングロ−ブ林の立地変動の把握
空中写真判読によるマングロ−ブ林の立地変動の把握
課題番号 | 1993004643 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 単H05〜H05 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 温暖多雨地帯における森林育成・管理技術の高度化 | ||
大課題 | 常緑広葉樹用材林の育成技術の確立 | ||
中課題 | 好適立地判定技術の確立 | ||
小課題 | 空中写真判読によるマングロ−ブ林の立地変動の把握 | ||
摘要 | 現在わが国のマングローブ林は温暖化に伴う海面上昇と集水域からの土砂流入等によって存続の危機に立たされている。さきに、西表島のマングローブ林の立地形成は、相対的海面変動の影響を大きく受けており、特に最近数十年間の相対的な海面上昇によって急速に内陸側へ進入し、現在の植生には過去の海水準に対応して成立した可能性があることを明らかにした。そこで他の南西諸島の島々も含め、空中写真を用いて立地変動の実態を把握する一方で、それぞれの地域における潮位観測データと見比べることにより、立地変動をもたらしている要因について、地域毎にその可能性を抽出する。ここで得られる資料は、海面上昇や土砂流入がマングローブ林へ及ぼす影響評価を行う上で、また将来におけるマングローブ海岸の維持・管理を行う上で、有効な基礎資料となる。 | ||
研究分担 | 九州・土壌研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035620 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |