常緑広葉樹林主要構成樹種の種子―実生期の樹種特性

常緑広葉樹林主要構成樹種の種子―実生期の樹種特性

課題番号1993004651
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間新H04〜H07
年度1993
研究問題温暖多雨地帯における森林育成・管理技術の高度化
大課題常緑広葉樹用材林の育成技術の確立
中課題天然更新と保育技術の開発
小課題常緑広葉樹林主要構成樹種の種子―実生期の樹種特性
摘要樹木にとって実生期は環境の影響を受けやすく、最も生存率が減少する時期である。したがって実生の生存を左右する環境要因と樹種特性の関係を把握することは、森林の遷移機構を解明し、天然更新、管理技術を開発する上での基礎資料として必要である。この課題では常緑広葉樹林の主要構成樹種であるカシ類を中心に、実生の定着にかかわる発芽特性、初期成長特性、耐乾性、光合成特性を把握し、実生の定着、成長に必要な林内環境を検討する。アラカシ堅果の発芽は母樹により異なり、置床後50日目の発芽率は0−70%であった。発芽率は堅果採取時期により異なったが、母樹による違いは大きく、休眠性の変異によると考えられた。ジベレリン処理はアカガシ果皮除去堅果の発芽を促進し、CCC処理はイチイガシの発芽を遅延したがアラカシには影響が無かった。これは、アカガシ堅果に見られる胚休眠は発芽促進物質の不足によること、アラカシ、イチイガシには堅果成熟時に発芽に必要なジベレリン様物質があり、新たな生合成を必要としないことを示唆している。
研究分担九州・暖帯研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035628
収録データベース研究課題データベース

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