モリシマアカシアの超短伐期成長限界林の造林技術(599)
課題番号 | 1993004653 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 温暖多雨地帯における森林育成・管理技術の高度化 |
大課題 | 常緑広葉樹用材林の育成技術の確立 |
中課題 | 天然更新と保育技術の開発 |
小課題 | モリシマアカシアの超短伐期成長限界林の造林技術(599) |
摘要 | モリシマアカシアの省力的多収穫技術の確立を目指して、6月にじかまきによる試験地造成を試みたが、播種後気候条件に恵まれたにもかかわらず必要とする本数の実生定着が得られなかった。これは強雑草の影響によるものと考えられ、畑地化した場所ではじかまきによる造林は困難と判断された。皆伐跡地の施業試験では残存枝条を消却した箇所から稚樹が集団発生し、火入れが稚樹の発生を助長することが明らかになった。ガモシス被害調査では、経済林としては成立しないようなせき悪地において被害はでにくく優良林分として成立する可能性は高いものの、10年を経過すると被害率が高まり急速に衰退すると推測された。初期のガモシス被害部から細菌が高い頻度で分離された。新たに根株腐朽被害も重要な衰退要因であることが明らかになった。 |
研究分担 | 九州・樹病研暖帯研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035630 |
収録データベース | 研究課題データベース |