木材中の水分と圧電緩和(667)
木材中の水分と圧電緩和(667)
課題番号 | 1993004726 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継H02〜H06 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 木材の加工・利用技術の高度化 | ||
大課題 | 木材特性の解明 | ||
中課題 | 木材の熱・水分特性の解明 | ||
小課題 | 木材中の水分と圧電緩和(667) | ||
摘要 | ヘミセルロースの圧電・誘電・力学温度特性の測定および二相モデルによる圧電緩和の計算、放湿過程における圧電挙動について検討した。ヘミセルロースは、非晶質であるため圧電分散は観測されていないが、誘電や力学では低温域で緩和を観測した。二相系モデルによる計算で、低温域では分散の位置が圧電相の分散の位置とよく対応しており、低温での緩和は圧電相によるものであると推測した。高温域ではセルロースの結晶など変質する可能性があるため、検討する必要がある。放湿過程では、圧電率の挙動が含水率とともに変化する傾向を示した。 | ||
研究分担 | 木材利用・物性研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035703 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |