低毒性防腐・防虫剤の効力評価と開発(727)
低毒性防腐・防虫剤の効力評価と開発(727)
課題番号 | 1993004792 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継S00〜S00 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 木質系資源の改質・成分利用技術の高度化 | ||
大課題 | 木材の材質改良技術の開発 | ||
中課題 | 木質材料の耐朽性の評価と防腐・防虫処理技術の開発 | ||
小課題 | 低毒性防腐・防虫剤の効力評価と開発(727) | ||
摘要 | シロアリに病原性の昆虫寄生菌3種を供試菌とし、振とう培養による大量培養を行った後、窒素源を添加したブナ木粉に接種し、イエシロアリが営巣する東京都小笠原村内の樹木に投与し、1週間後の状態を観察した。殺虫効果の確認が出来たのは、モクマオウ生木中にメタルヒジウム菌を投与した場合と、リュウキュウマツ枯損木中にペシロミセス菌を投与した場合の2箇所だけであった。前者は通常のアリに入れ替わっていてた。他の場合は蟻道を取って木の表面に貼付けただけの投与のため、期間中連日のように降った雨の影響もあり、ほとんどが殺虫効果を持たなかったか、投与した部分を避けて生育していた。 | ||
研究分担 | 木材化工・防腐研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035769 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |