二次代謝成分の動態と生体内分布(732)

二次代謝成分の動態と生体内分布(732)

課題番号1993004797
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間継H03〜H05
年度1993
研究問題木質系資源の改質・成分利用技術の高度化
大課題木材の材質改良技術の開発
中課題木質材料の耐朽性の評価と防腐・防虫処理技術の開発
小課題二次代謝成分の動態と生体内分布(732)
摘要メタノール抽出物含有率と細胞内腔に存在する物質の切片上での面積率の関係を求め、細胞壁中に存在する抽出成分の量を推定した結果、ケヤキは細胞内腔に抽出成分が存在する割合が比較的少ない樹種である。細胞壁中での抽出成分の存在は心材での276nm(木繊維二次壁のリグニン)及び367nm(ケヤキニン)波長の吸光度の増加から支持された。辺心材の木繊維細胞壁のUV−VISスペクトルの近似性からは、壁中に存在する抽出成分については木繊維間の相違は少ないと考えられた。気乾の切片を相対湿度の異なる雰囲気中に繰り返して保持し、XPSにより木材表面のO/C比を経時的に測定した結果、辺心材ともに繊維飽和点以下の含水率変化によってもO/C比が減少した。これはO/C比の小さい成分が結合水の細胞壁中での移動に伴い木材表面に再移動したためと結論した。
研究分担木材化工・抽出研防腐研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035774
収録データベース研究課題データベース

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