リグニンの物理的処理による改質(760)

リグニンの物理的処理による改質(760)

課題番号1993004824
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間完H01〜H04
年度1993
研究問題木質系資源の改質・成分利用技術の高度化
大課題樹木の化学成分特性の解明と高度利用法の開発
中課題木材成分の新利用技術の開発
小課題リグニンの物理的処理による改質(760)
摘要溶液中での放射線照射によるリグニンの化学構造の変化を解明するため、リグニンモデル化合物としてバニリルアルコールを用いて照射反応生成物を検索した。反応生成物として未反応のバニリルアルコール(収率:30%)の他に、バニリルアルコールの側鎖同士がエーテル結合した二量体(6%)及び少量のバニリルアルコールのアセチル化物の生成を確認した。また、反応生成物の約50%を占める高極性画分のNMR分析の結果から、バニリルアルコールの芳香核の大部分が分解するとともに分子内にカルボキシル基が導入された可能性が示唆された。リグニンへのカルボキシル基の導入が確認されれば、有用なリグニン誘導体の合成に本法が適用されると考えられる。
研究分担木材化工・成分研接着研耐候研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035801
収録データベース研究課題データベース

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