針葉樹の抽出成分特性(769)
針葉樹の抽出成分特性(769)
課題番号 | 1993004832 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継S60〜H06 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 木質系資源の改質・成分利用技術の高度化 | ||
大課題 | 樹木の化学成分特性の解明と高度利用法の開発 | ||
中課題 | 樹木抽出成分の特性解明と利用開発 | ||
小課題 | 針葉樹の抽出成分特性(769) | ||
摘要 | 林地や工場の残廃材を精油原料として評価すること、および、新規開発の樹木精油抽出装置の性能試験のため、ヒノキ鋸屑、チップ、サワラ枝葉油の蒸留試験を行い、得られた精油及び蒸留ドレイン回収油の成分分析をした。GCMS分析でヒノキ油から46種、サワラ油から36種のテルペン類が同定された。ヒノキチップ精油の主成分はアルファピネンで、蒸留2時間で44.1パーセント(以下同じ)、4時間で31.2を占める。鋸屑からの精油はモノテルペンは減り、セスキテルペンが多量成分である。サワラ枝葉精油はアルファピネン32.7、デルター3−カレン16.2、ミルセン22.3、酢酸ボルニル10.8とモノテルペンが大量成分であった。 | ||
研究分担 | 木材化工・成分研抽出研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035809 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |