担子菌の持つ芳香核開裂酵素の検索と精製(825)

担子菌の持つ芳香核開裂酵素の検索と精製(825)

課題番号1993004894
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間完S60〜H04
年度1993
研究問題生物機能の解明による新利用技術の開発
大課題森林植物及び微生物の生物機能解明と高度利用法の開発
中課題微生物による樹木成分分解機構の解明とその利用技術の開発
小課題担子菌の持つ芳香核開裂酵素の検索と精製(825)
摘要リグニンが酸化酵素系によってバニリン酸等の低分子フェノールを生成した後の分解経路に関する酵素系について明らかにするためPhanerochaete chrysosporiumの芳香環開裂酵素を調べた。本菌の粗酵素液はカテコールやプロトカテキュ酸に対する酸化活性は示さず2−ヒドロキシキノールについてだけ活性を示した。誘導源としてはバニリン酸、プロトカテキュ酸が良く、5倍ほど活性が上昇した。酵素のpH安定性はリン酸緩衝液中6.5−7.5で安定であり、最適pHは6.0−6.5であった。精製操作で48.5倍の比活性を得ることができた。分子量はNativeで94,000Daltonであり、2つのサブユニット構造をとっていると推定された。EDTAは酵素の失活を防止し、2価鉄のキレート剤(o−Phenantholine、α、α−Bipyridyl)は完全に酵素活性を阻害した。SH基の阻害剤であるPCMBも阻害を示した。本酵素は2価鉄を活性中心に持つと推定された。
研究分担生物機能・微化研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035871
収録データベース研究課題データベース

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