課題番号 | 1993004898 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 新H05〜H09 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 生物機能の解明による新利用技術の開発 |
大課題 | 森林植物及び微生物の生物機能解明と高度利用法の開発 |
中課題 | 微生物による樹木成分分解機構の解明とその利用技術の開発 |
小課題 | リグニン中のエーテル結合開裂酵素の検索と精製 |
摘要 | 木材主要成分の1つであるリグニンを白色腐朽菌がよく分解できることは知られているが、分解酵素系については一部しか明らかにされていない。リグニンの主要結合様式であるエーテル結合に関してはパーオキシダーゼ、ラッカーゼ等の酸化酵素が一部分解することが明らかにされたが、メトキシル基の開裂、側鎖エーテル結合の開裂酵素についてはまだ不明な点が多く、もう少し効率的な酵素系が存在しているものと推定される。本課題においては、はじめにメトキシル基開裂を行うオキシゲナーゼ系の酵素を中心に酵素系を探索し(5〜7年度)、側鎖エーテル結合の開裂に作用する酵素についても追究する(8〜9年度)。本研究を進めるにあたり2次元電気泳動を解析するためデンシトメーターを整備する必要がある。 |
研究分担 | 生物機能・微化研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035875 |
収録データベース | 研究課題データベース |