熱帯林の森林型区分と構成種の特性(856)
熱帯林の森林型区分と構成種の特性(856)
課題番号 | 1993004929 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
他機関 | 熱研【高橋正通】 | ||
研究期間 | 完H02〜H04 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 地球規模における森林資源の特性及び保全方法の解明 | ||
大課題 | 海外の森林資源情報の体系化及び森林資源の保全方法の解明 | ||
中課題 | 地球環境保全のための森林造成・保全方法の解明 | ||
小課題 | 熱帯林の森林型区分と構成種の特性(856) | ||
摘要 | 熱帯林の種多様性とその維持機構を明らかにするには、個々の種の生活史特性を明らかにする必要がある。そのためには長期の観察に耐えられる大型の試験地を設定し、種子生産,種子散布、実生の定着、幼木の成長から個体の成熟までの人口動態学的なデータをとる必要がある。半島マレーシアのセマンコック保護林に6haの試験地を設定し、胸高直径5cm以上の全ての樹木をマーキングし、胸高直径を測定した。実生・幼木調査用のサブコードラート(1x4m)を設置し、高さ2m以上の個体の胸高直径と2m以下の個体の高さを測定した。また100個の種子トラップの設定を完了した。現在樹種の同定中である。試験地は丘陵フタバガキ林で、特に尾根部にはセラヤ(Shorea curtisii)が優占する。2haの測定木1790本中、約90%の同定が終了し、49科、147属、310種の樹木が確認された。この森林群集を構成する樹種は、個体数から4グループ に、最大胸高直径から4タイプの生活形に分けられた。 | ||
研究分担 | 森林環境生産技術東北・育林研群落研更新研種生態研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035906 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |