リンゴの諸形質の遺伝様式の解明(8)
リンゴの諸形質の遺伝様式の解明(8)
課題番号 | 1993001152 | ||
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研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) | ||
研究期間 | 継S54〜H07 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 果樹の品種と台木の育成 | ||
大課題 | 果樹の品種育成 | ||
中課題 | 果樹の遺伝様式の解明 | ||
小課題 | リンゴの諸形質の遺伝様式の解明(8) | ||
摘要 | リンゴは来歴不明や両親不明の品種が多く、しかも遺伝的にヘテロであるため、諸形質の遺伝関係の解明には困難を伴うが、育種能率を向上させるためにはこの解明が不可欠である。本試験ではウドンコ病抵抗性の遺伝関係について検討した。抵抗性のミツバカイドウと罹病性のM系台木のF1実生にM系台木を戻し交雑した組合せでは、罹病性と抵抗性がほぼ1:1に分離した。ミツバカイドウとM系台木のF1実生にミツバカイドウを交雑した結果、大多数の実生が抵抗性を示した。ミツバカイドウとM系台木のF1実生間の交雑では罹病性と抵抗性がほぼ1:3に分離した。罹病性品種間の交雑では大部分の実生が罹病性を示した。これらの結果からミツバカイドウ由来のウドンコ病抵抗性は単一の優性遺伝子によって支配されていると考えられた。 | ||
研究分担 | 盛岡・育種研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030035928 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |