リンゴプロトプラストの分離及び培養技術の開発(117)
課題番号 | 1993001240 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 果樹の育種技術の開発 |
大課題 | 果樹類の生物工学的育種技術の開発 |
中課題 | 果樹類の細胞培養技術の開発と利用 |
小課題 | リンゴプロトプラストの分離及び培養技術の開発(117) |
摘要 | リンゴにおける育種の効率化並びに遺伝子素材利用技術の拡大を目的として、非対称細胞融合技術の確立を図る。そのためには、まず、安定的なプロトプラスト再分化系を確立する必要がある。平成4年度は、リンゴ数品種を用いて高再分化能を有する培養系の作出を図るとともに、高活性を有するプロトプラストの単離・培養条件を明らかにするための基礎的実験を継続した。その結果、ふじの茎頂培養系の葉由来カルスから不定芽形成に成功した。また、ふじの葯から約1%の頻度で胚様体、約5%の頻度でカルスが得られた。それらの再分化能及び染色体数は検定中である。さらに、茎頂培養系のリンゴ葉を材料とするプロトプラストの単離法を改良した結果、プロトプラストの収量は約100万/葉1gであった。単離したプロトプラストは分裂し、一部が小コロニーを形成した。 |
研究分担 | 盛岡・育種研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036016 |
収録データベース | 研究課題データベース |