細胞培養系の作出・安定化技術の確立−ナシ・モモ(119)
課題番号 | 1993001242 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 完H02〜H04 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 果樹の育種技術の開発 |
大課題 | 果樹類の生物工学的育種技術の開発 |
中課題 | 果樹類の細胞培養技術の開発と利用 |
小課題 | 細胞培養系の作出・安定化技術の確立−ナシ・モモ(119) |
摘要 | 本研究では落葉果樹において、器官組織からの直接再分化系を確立することを目的としている。平成4年度は、モモ未熟子葉で形成された不定胚の発芽条件および二次胚形成系の誘導条件について検討した。得られた不定胚を、500mg/lカゼイン加水分解物を含むMSホルモンフリー培地に移植し培養を続けた場合、二次胚形成による不定胚の増植が可能であった。ただし、増植の程度は必ずしも高いものではなかった。また、不定胚を10μM BAを添加したMS基本培地に移植し継代を重ねたところ、不定胚からの発芽が観察された。しかし、異常な発育を示す不定胚が多く、正常な個体が得られる頻度は低かった。 |
研究分担 | 育種・育種1研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036018 |
収録データベース | 研究課題データベース |