カンキツかいよう病菌の低密度菌量の検出法の開発
カンキツかいよう病菌の低密度菌量の検出法の開発
課題番号 | 1993001366 | ||
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研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) | ||
研究期間 | 新H04〜H06 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 果樹病害の発生生態の解明と防除法の確立 | ||
大課題 | 果樹病害の発生生態の解明 | ||
中課題 | 果樹の病原菌のほ場動態の解明 | ||
小課題 | カンキツかいよう病菌の低密度菌量の検出法の開発 | ||
摘要 | カンキツかいよう病菌のほ場における生態を詳細に解明するために、低密度の菌を正確かつ迅速に検出する方法を開発する。現在、100℃で30分処理したカンキツかいよう病菌No.9011菌株をウサギに免疫して得たポリクローナル抗体を用いて、間接ELISAによる菌の検出を検討している。従来,間接ELISAでは、菌の検出限界は生菌で10,000個/mlであった。そこで、感度の鋭敏なペルオキシダーゼで標識したプロテインAを、コンジュゲートに用いたF(ab’)2間接ELISAにより菌の検出を試みた結果、ジャガイモ半合成液体培地中で培養した菌を用いた場合で約1,000個/ml以上で検出可能となった。今後さらに感度の向上を目指し、ELISAの諸条件を検討する。 | ||
研究分担 | 口之津・病害研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036142 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |