キウイフルーツ果実軟腐病発病防止を考慮した追熟及び長期貯蔵法の確立(247)
課題番号 | 1993001368 |
研究機関名 | 果樹試験場(果樹試) |
研究期間 | 継H02〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 果樹病害の発生生態の解明と防除法の確立 |
大課題 | 果樹病害の発生生態の解明 |
中課題 | 果樹の発病に及ぼす環境条件等の影響の解明 |
小課題 | キウイフルーツ果実軟腐病発病防止を考慮した追熟及び長期貯蔵法の確立(247) |
摘要 | 薬剤防除により病原菌潜在率の低い果実の作出を行い、冷蔵貯蔵後一定期間ごとに果実を追熟して本病の発生を無防除のものと比較した。収穫果実の果皮における病原菌の潜在率は、防除区(発芽前にホワイトンパウダー10%加用ベンレート水和剤200倍、生育期にフロンサイド水和剤1000倍4回散布)では14.4%と無防除区の71.7%に比べて極めて低く、薬剤防除の効果が高いことを示した。貯蔵1か月及び3月後に両区の果実を20℃で追熟し、本病の発生を比較したところ、防除区の発病果率及び発病度は無防除区に比べて極めて低く、薬剤防除により果実の保菌率を下げることが本病の発病防止に有効であることが再確認された。 |
研究分担 | 安芸津・病害研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036144 |
収録データベース | 研究課題データベース |