稲病害に対する新殺菌剤の作用特性に関する研究
稲病害に対する新殺菌剤の作用特性に関する研究
課題番号 | 1993002580 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 北陸農業試験場(北陸農試) | ||
他機関 | 農環研 | ||
研究期間 | 単H04〜H04 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 北陸平担水田地帯における総合生産力向上技術の確立 | ||
大課題 | 積雪地帯における高生産性稲作技術の確立 | ||
中課題 | 水稲の生産環境制御技術の確立 | ||
小課題 | 稲病害に対する新殺菌剤の作用特性に関する研究 | ||
摘要 | 新しく開発されたイネいもち病防除薬剤としてB−501水和剤及びB−502フロアブル、イネ褐条病防除薬剤としてKNF−320フロアブルの作用機作、防除効果および薬害の有無について検討した。B−501水和剤の2000倍、4000倍液及びB−502フロアブル1000倍、2000倍液散布区では、葉いもち病および穂いもちの発生が少なく、対照薬剤ビームゾル1000倍液散布と同等の防除効果が認められ、薬害もなく、実用性があると考えられた。KNF−320フロアブルの200倍液24時間、20倍液10分間浸漬、20倍液スラリー処理、7.5倍液吹付け処理は、対照薬剤のカスガマイシン液剤の1000倍液24時間浸漬と同等の防除効果を示した。一方、薬害としては発根阻害や初期生育の遅延が認められたが、その程度は軽微で、マット形成にも支障なく、実用性が高いと考えられた。 | ||
研究分担 | 水田利用・病害研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036368 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |