ツマグロヨコバイの地理的変異(84)

ツマグロヨコバイの地理的変異(84)

課題番号1993002583
研究機関名北陸農業試験場(北陸農試)
研究期間完S00〜S00
年度1993
研究問題北陸平担水田地帯における総合生産力向上技術の確立
大課題積雪地帯における高生産性稲作技術の確立
中課題水稲の生産環境制御技術の確立
小課題ツマグロヨコバイの地理的変異(84)
摘要西南日本では低く安定しているツマグロヨコバイのピーク世代(第3世代)密度が、北日本では時に著しく高まり被害を生じるので、その要因を検討した。早生の越路早生と晩生の日本晴の2品種を、北陸で普通植の5月中旬と西南日本の普通植を想定した6月中旬に移植して試験を行った。第3世代の成幼虫密度は越路早生5月植では他の3区に比べて著しく高かった。第2から第3世代への増殖率は出穂期の早い順に越路早生5月植で最も高く、次いで日本晴5月植、越路早生6月植、日本晴6月植の順であった。第2世代成虫に対するアタマアブ類の寄生率は5月植では極めて低かったが、6月植では30〜40%で、その結果産卵雌率は前者の約1/2に留まった。北日本では第2世代成虫が出穂後に発生するが、西南日本では出穂前に発生し、これによる産卵数の違いがピーク世代密度の差を生じる主な要因と考えられるが、アタマアブ類寄生率の違いも産卵数の差を大きくする要因と考えられる。成果は新技術、研究成果情報として、また学会誌にも公表する。
研究分担水田利用・虫害研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036371
収録データベース研究課題データベース

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