肉用牛に対する熱帯原産マメ科植物の飼料利用技術(100)
課題番号 | 1993002599 |
研究機関名 | 北陸農業試験場(北陸農試) |
研究期間 | 継H03〜H09 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 北陸平担水田地帯における総合生産力向上技術の確立 |
大課題 | 積雪地帯における水田高度利用技術の確立 |
中課題 | 水田生産飼料資源の高度利用による家畜飼養技術の開発 |
小課題 | 肉用牛に対する熱帯原産マメ科植物の飼料利用技術(100) |
摘要 | 高タンパク質飼料として有望なセスバニアカンナビナの反芻家畜への安全性を検討するため、セスバニアサイレージを約7カ月齢のホルスタイン去勢牛6頭に3カ月間給与し、対照区のアルファファ給与牛と比較検討した。日増体量はセスバニア区が0.72kg、対照区が0.80kgとセスバニア区が少なかったが有意差はなく、臨床所見や血液成分の推移に差はなかった。さらに、繁殖性への影響をみるため、シバ山羊12頭を用いて妊娠期間中7頭にはセスバニアを、5頭には対照としてアルファルファを給与したが、いずれの山羊も正常に分娩し、子山羊にも異常は認められなかった。これらのことからセスバニアカンナビナは反芻家畜の飼料として利用可能と考えられた。 |
研究分担 | 水田利用・家畜飼養研管理衛生研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036387 |
収録データベース | 研究課題データベース |